教育資金の貯め方
教育資金はいくら必要?教育資金の貯め方のポイント
教育資金の貯め方のポイントは「できるだけ早く準備し、コツコツと続ける仕組みをつくること」。最も教育資金が必要になるのは大学進学時ですが、それまでの小学校、中学校、高校で公立・私立どちらに進学するかによって必要となる教育資金は大きく異ります。
子供の進学のプランに合わせて、いつまでにいくら必要か具体的な目標を設定し、教育資金を早めに準備していくことが大切です。
幼稚園3歳から高校3年生までの15年間にかかる教育資金(出典:文部科学省 平成30年度子供の学習費調査の結果について )
公立 | 私立 | |
---|---|---|
総額 | 541万円 | 1,830万円 |
幼稚園 | 64万円 | 158万円 |
小学校 | 192万円 | 959万円 |
中学校 | 146万円 | 421万円 |
高校 | 137万円 | 290万円 |
大学4年間でかかる教育資金
国立 | 公立 | 私立(文系) | 私立(理系) | 私立(医歯系) | |
---|---|---|---|---|---|
総額 | 242万円 | 254万円 | 407万円 | 551万円 | 2,396万円 |
初年度納付金 | 81万円 | 93万円 | 116万円 | 154万円 | 482万円 |
授業料(4年間) | 214万円 | 215万円 | 317万円 | 442万円 | 1,720万円 |
参考:
・平成30年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金
平均額(定員1人当たり)の調査結果について)
・国公私立大学の授業料等の推移|文部科学省
教育資金の貯め方1 「住宅ローンの借り換え」で教育資金を確保
すでに住宅を購入している人は、現在の住宅ローン金利よりも有利な条件で借り換える事ができる住宅ローンがあるかを調べ、良い条件の住宅ローンがある場合、借り換えを検討しましょう。
金利が高いときに住宅ローンを組んだ方は、住宅ローンを借り換える事で、総返済額を数百万単位で減額できる可能性があります。
現在の住宅ローンより条件が良いものがない場合は、最低限の教育資金を確保しつつ、繰上返済を上手く活用し、教育資金が多くかかる時期までに住宅ローン返済の負担をできる限り減らしておきましょう。住宅ローンの負担が軽くなると、教育資金の準備に心の余裕が生まれるはずです。
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おすすめの住宅ローン借り換え
住信SBIネット銀行 住宅ローン(WEB申込コース)
高い実績と満足度を誇る住信SBIネット銀行の住宅ローン。固定金利・変動金利ともに業界トップクラスの低金利を実現している。団信・8疾病保障の保険料無料、保証料無料、繰り上げ返済手数料無料等、利用者視点に立ったサービスで人気が高い。
- 変動金利:0.320% ※借換え(通期引下げプラン)
- 固定金利:(5年)1.125%(10年)1.355%(30年)1.785% ※借換え(当初引き下げプラン)
※2024年5月1日現在
イオン銀行の住宅ローン
イオングループの住宅ローン。借入中ずっと金利の優遇がある「全期間金利差し引きプラン」と、所定の期間に金利優遇が受けられる「当初期間金利固定プラン」の2種類を用意。特に、固定3年、固定10年の金利が低く、おすすめ。保証料無料、一部繰り上げ返済手数料無料、イオングループでの買い物が毎日5%OFFになる嬉しい特典も。
- 変動金利:0.38%~ ※物件価格の80%以内で住宅ローンをお借入れの場合
- 固定金利:(当初10年固定)1.41%~
※2024年5月1日現在
教育資金の貯め方2 「金利の高いネット銀行」で教育資金を積立
銀行の積立や定期預金は、最も簡単に教育資金を貯める事ができる方法です。
一方で、ここ数年は異常な低金利が続いており、教育資金を効率的に貯めるには、預金金利が高いもの見つけて、貯金をしていく必要があります。例えば、同じ定期預金(1年)でも大手銀行の場合は0.010%、住信SBI銀行やじぶん銀行なら0.020%以上の金利で預け入れできます。(2022年6月現在)
さらに、じぶん銀行では新規口座開設すると3ヵ月もの定期預金が0.5%になる魅力的なキャンペーンも行っています。
夫婦の給料口座が指定されている場合、給料口座の積立預金で教育資金用のお金を積み立てていき、一定規模の金額が貯まったら、金利の高いネット銀行に移し替えるといった方法もおすすめです。
おすすめのネット銀行
住信SBIネット銀行
銀行業種顧客満足度調査で7年連続1位を獲得している人気のネット銀行。一つの代表口座に、好きな口座を5つまでつくることができるので、「長女の教育資金」「長男の教育資金」など、目的別に目標額を設定し資金を貯めることができる。さらに、ATM時間外手数料、他行宛振り込み手数料も最大月20回まで無料というメリットも。
教育資金の貯め方3 終身保険・学資保険の活用
教育資金を貯めるもう一つの手段として知っておきたいのが、保険の活用です。教育資金の貯蓄を目的とした積立保険はもちろんのこと、個人年金保険を上手く活用するのもおすすめです。これらの保険を選ぶ際は、解約返戻金の高いものを選ぶことで、夫婦の死亡や高度障害などの保障内容をしっかりと受けつつ、月々支払う保険料を将来の教育資金として貯蓄しておくといった使い方が可能です。積立保険や個人年金保険は、生命保険料控除の対象となるので節税効果がある点も大きな魅力です。
おすすめの保険
明治安田生命「じぶんの積立」
明治安田生命が販売するいつ解約しても100%の元本を保証する積立保険。販売開始は2016年9月からと新しいが、元本保証と貯蓄性の高さからわずか3年で契約件数100万件を突破。大ヒット商品になっている。
じぶんの積立の魅力は、解約時の元本保証だけではなく、満期時に掛金が103%になって戻ってくる点。また保険料は、保険料控除の対象になるので、その節税効果を含めると、実際の利回りは110%を超えるケースも。掛け金は5,000円からOK。教育資金を貯める方法としてもおすすめの保険の1つ。
マニュライフ生命 無配当個人年金保険
マニュライフ生命が販売する無配当型の個人年金保険。金利が全くつかない日本円ではなく、米ドルまたは豪ドルで運用することで、高い運用利回りを保証。毎月少しずつ(月1万円からOK)積み立てていくことで、為替リスクにも対応している他、最低保証積立利回りは1.5%と円定期預金を上回る運用を期待できる。
2019年のオリコン顧客満足度調査では、保険の継続意向98.3%を記録するなど、利用者からの満足度が極めて高い個人年金保険の1つ。
教育資金のための準備を早速始めよう!
教育資金はできるだけ早く準備を始めることが大切。今回「教育資金の貯め方」としてご紹介した方法も、早くとりかかればとりかかるほど、効率的に教育資金を貯めることができます。親ができる事は子供への選択肢を拡げてあげること。今回紹介したようなサービスを上手く活用して、子供の将来へつながる教育資金をしっかり準備する仕組みをつくってくださいね!
Reviews
- 積み立て投資信託がおすすめ
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